必見!履歴書の書き方
転職活動において必要不可欠である履歴書は、採用に大きく影響するといっても過言ではありません。少しのコツを掴んで書くだけで、大きくイメージアップにつながります!是非この記事を参考にして、あなたの魅力が最大限に伝わる履歴書を作成してください。
1.最初に
履歴書を作成するにあたり、心がけていただきたいポイントを説明します。
- ・相手のことを第一にわかりやすく読みやすい履歴書を書くこと
- 履歴書は、決して美しくある必要はありません。丁寧に熱意を込めて書くことが大切になります。丁寧な履歴書を書くためにも、時間に余裕を持って作成しましょう。また、文字の大きさや余白などを統一することで、より読みやすい履歴書になります。
- ・履歴書を使いまわさないこと
- 明らかに使いまわしをしている履歴書では、相手に良い印象を与える事が出来ません。納得の行く結果を手にするためにも、履歴書は1回1回記入しましょう。病院ごとにニーズに合った履歴書にする事で、より角度の高い履歴書になります。
- ・修正ペンや修正テープを使用しないこと
- 間違えてしまった際に、修正テープなどの使用するのはお勧めできません。一箇所でも誤ってしまったら、新しい履歴書を書き直しましょう。
- ・結論からわかりやすく、論理的に書くこと
- 支離滅裂とした文章ではなく、論理的にわかりやすく書くことを心がけましょう。見た目だけでなく、中身も読みやすくわかりやすい文章は採用側にも好印象を与えます。
2.履歴書を書く前のポイント
履歴書を作成するにあたって以下の物を用意しましょう。
- 履歴書
- 太めのゲルインキボールペン
- 履歴書を入れる白い封筒またはクリアファイル
- 添付する証明写真
履歴書はパソコン・手書きとも可能です。しかし、手書きの履歴書であれば、より熱意が伝わりやすいでしょう。手書きの履歴書を作成するには、まず市販の履歴書を用意します。様々なタイプの履歴書が販売されているので、あなたの魅力を少しでもアピールしやすいと感じる履歴書を選ぶ事が重要です。
また、記入するボールペンも工夫すると良いでしょう。読みやすく、はっきりと見える太めのゲルインキボールペンがおすすめです。消せるタイプのボールペンは、とても便利ですが履歴書には適さないので避けるようにしましょう。
履歴書は折り目のないキレイな状態で渡すのがベストですので、履歴書を入れる白い封筒、またはクリアフィルも一緒に用意しましょう。
証明写真もまた、あなたの印象を大きく左右します。出来るだけ良い印象を与えられるような写真を添付しましょう。写真は、半年以内に撮影したものが好ましいでしょう。高印象を与えるためにも、奇抜なお化粧・髪色は避けましょう。また、ピアスや派手なアクセサリーも外して撮影する事をお勧めします。服装はスーツや襟付きの服を着用すると、よりきちんとした印象を与えることが出来ます。
3.履歴書作成のポイント
準備が整ったら、いよいよ履歴書の作成に入ります。この項目では、履歴書作成のポイントを順番に、丁寧に説明していきます。
- ① 基本情報欄の記入方法
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- ◆印鑑
- 履歴書に印を押す箇所がある場合は、失敗しやすいので最初に印を押してよく乾かしてから履歴書を記入し始めます。
- ◆日付
- 日付は、履歴書を渡す当日または前日の日付を記入しましょう。西暦・和暦はどちらでも構いませんが、全て統一するようにしましょう。数字も気を抜かずに丁寧に書くことが大切です。
- ◆名前
- 名前は、空欄をバランス良く使って記入しましょう。ふりがなと書いてあれば、ひらがなで、フリガナと書いてあればカタカナで丁寧に記入します。
- ◆性別
- 該当する性別欄に丸をします。丸も、キレイな丸を心がけましょう。
- ◆住所
- 住所は省略をせず、建物名や番地までしっかりと記入します。また、郵便番号の記入漏れにも注意しましょう。
- ◆電話番号・メールアドレス
- 電話番号とメールアドレスは、連絡の付きやすい物を記入します。会社用などではなく、個人の物を記入しましょう。
- ② 学歴・職歴欄の記入方法
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まず、学歴から記入します。一番上の行の真ん中に学歴と記入し2行目から細かく記入していきます。
学歴も、省略せずに丁寧に記入しましょう。例えば“高校”は、“高等学校”と記入します。また、入学・卒業の年月は誤りやすいので注意が必要です。学部やコース、専攻なども記入漏れにも注意してください。
学歴の記入が済みましたら、次は職歴です。学歴の記入が終わった次の行の真ん中に同じく職歴と記入します。職歴も、誰が見てもわかりやすく丁寧に書くことを心がけましょう。学歴同様、会社・病院名は略さずに記入します。配属先、簡単な業務内容、退職理由なども病院名の横・下の行に丁寧に記入します。同じ病院内で、異動した場合や病院名に変更があった場合もその旨を記入しましょう。
学歴・職歴共にすべての記入が終わったら“以上”と記入します。
- ③ 免許・資格欄の記入方法
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免許・資格も全て正式名称で記入するようにしましょう。取得した年月も、誤りのないように記入してください。
沢山の資格を保有していて、記入する欄が足りない場合は、業務に関係のある資格から優先的に記入すると良いでしょう。資格を記入する際に、認定番号・登録番号も併せて記入するとより丁寧な印象になります。
取得していなくても勉強中や取得予定の資格がある場合、履歴書に記載する事が可能です。アピールにもなりますので、是非記入することをおすすめします。
- ④ 趣味・特技欄の記入方法
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病院の中には資格や経歴は勿論の事、採用する際に“人柄”も重視する場合があります。趣味・特技は、人柄をアピールする為に大いに活用しましょう。
この欄での大事なポイントは、“あくまでも採用側に立って”記入することです。会話が広がるような物、珍しい物を書いてアピールしましょう。仕事に関連した内容を記入してもよいでしょう。ギャンブルなどは書かない方がよいでしょう。
もし思い当たる物がない場合でも、空欄にすることはお勧めしません。散歩や料理など身近な内容でも良いので、積極的に記入しておきましょう。
- ⑤ 志望動機欄の記入方法
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ここでは、応募先への共感や理解、意欲の高さをアピールしましょう。志望動機の欄は基本敬語で、病院は「貴社・貴院」と記載しましょう。志望動機を書くにあたって大事な項目は3つです。
- ・応募先への共感や理解
- 「他病院ではなくてこの病院」で働きたい理由をしっかりと記載しましょう。病院への理解度が高いとより好印象を与えることが出来ます。
- ・病院の求めている職種と、あなた希望する職種が合っているか
- 応募先の求人内容と、あなたの希望する仕事が合致しているかしっかり確認をしましょう。応募している職種に対して、経験がなく新たに挑戦したい場合はその旨もきちんと記載すると、相互に誤解が生じるのを防ぐことが出来ます。
- ・自身の経験を、応募先の病院でどう活かすことが出来るか
- 応募先の病院で、自分の経験をどう活かしてどう活躍したいのかを記入することで、より説得力の増す履歴書になります。
以上の事に注意しながら、志望動機を記入しましょう。複数の内容を記載するのではなく、書くことや伝えたいことを絞って書く事をお勧めします。結論から論理的に記入すると、伝えたいことがしっかりと伝わる志望動機になります。ありきたりな表現を使うのではなく、自分の言葉で前向きに書いてみましょう。
- ⑥ 本人希望欄の記入方法
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基本的には、“貴院の規定にしたがいます。”と記載しましょう。
しかし「この希望が通らないと入社を辞退する」程の強い希望がある場合は、最低限に留めた上で記入すると良いでしょう。希望を記載するときは、理由も併せて書く事をお勧めします。あまり、要望が多すぎると我儘な印象を与えかねないので注意が必要です。
- ⑦ 配偶者・扶養家族
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採用後の、手当などに大きく関わりますので、正直に記入しましょう。
結婚の予定がある方は、その旨も記入しておくとスムーズです。
4.履歴書作成後のポイント
履歴書の作成が終わったら、気を抜かずに以下のポイントを確認して下さい。
- ・誤字・脱字がないかしっかりと見直すこと
- 読む側の立場に立って、誤字・脱字がないかしっかりと確認しましょう。また、記入漏れや、年月の間違いも注意が必要です。周りにお願いできる人がいる場合は、チェックしてもらうと客観的に見直しが出来るのでおすすめです。
- ・1部コピーを取っておくこと
- 確認用にコピーをとっておくと、面接前の見直しや振り返りの際に非常に便利です。時間が無い場合は携帯の写真などでも良いので、手元に残しておけると安心です。
- ・応募先に渡すまで、キレイに保管・持ち運びすること
- せっかくキレイに履歴書を作成しても、渡す前に汚れが付いてしまったりシワがついてしまっては非常に勿体無いです。保管・持ち運びは細心の注意を払いましょう。
5.最後に
就業先への意欲は、履歴書への意欲に大きく反映されます。履歴書の作成は時間がかかり非常に面倒臭い作業ですが、転職する際には非常に重要です。履歴書で応募先に良い印象を与えることができれば、面接やその後の流れもスムーズになります。自分の言葉で、心を込めて丁寧に履歴書を作成しましょう。
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