臨床検査技師の職務経歴書作成

1.職務経歴書とは

職務経歴書は転職活動をするにあたって履歴書と並んで(時には履歴書以上に)重要になるものです。 面接は基本的に履歴書と職務経歴書に沿って行われます。 ここで職務経歴書に不備や不審な点があると採用担当者の印象が悪くなってしまう恐れがあります。 また、求職者の今までの業務経験を示す職務経歴書は、志望者のスキルがどの程度なのかを判断する材料になる為、 採用担当者が最も注目する書類です。ここでどのように自分の魅力を最大限伝えられるかが大事になってきます。 職務経歴書は書くことがある程度決まっているので比較的簡単に書くことができますが、 逆に自分の魅力を伝えることが難しい面があります。では、実際にどのような風に書いた方がいいのか、見ていきましょう。

2.職務経歴書の書き方

職務経歴書の形式にこれでなければいけないという決まりはございませんが、 一般的な形式のほうが採用担当者も慣れていて面接がスムーズに進むと思います。

・形式・分量

まず、用紙についてですが、A4が書類の一般的なサイズですので基本的にはA4で作成しましょう。 また、枚数に関しては1~2枚がちょうどいいでしょう。 できるだけアピールするために3枚以上書いてしまう気持ちもわかりますが、 文章が冗長になりすぎて一番アピールしたいことが採用担当者に伝わらなくては意味がありません。 自分の経験を簡潔にまとめる能力、 相手のことを考えて読みやすい文章にできるかということもこういうところで判断されますので、 たくさん書きたい気持ちを抑えて簡潔に作成しましょう。

・職歴要約

最初に自分がどのような職場で働いてきたのかということを簡単に記載します。 採用担当者に自分はどのような経験を積んできたかという全体的なイメージを伝える部分ですので、 経歴の全体の流れがわかるように記述しましょう。 今までの職歴に関する簡単な流れを5行程度の文章で説明できるとわかりやすいと思います。 業務の詳細や転職の理由等については経歴詳細の部分で記述するので、 ここではあくまでわかりやすさを重視して簡潔に書くことを心がけましょう。 目次のようなものだと考えると書きやすいかもしれません。

・経歴詳細

目次(職歴要約)が書けたら、次は本文(経歴詳細)です。 転職希望者を面接するときに担当者が一番気になるのはその人が実際にどれくらいのスキルを持っているのかです。 面接の際もこの部分を特に聞かれることが多いので、アピールし損ねないよう、 力を入れて書きましょう!以下の例の様に項目を記載します。

【2000年4月~2010年8月 医療法人OO会 OO病院 】

(病院概要)
診療科目:内科・外科・○○科
従業員数:病院職員 約OO名 デイケア職員 約OO名
病床数:OO床

(役職) 検査科主任 ○年●月〜現在
(主な業務)
・検体検査 (血液検査、生化学検査・・・)
・超音波検査
 腹部:20件/日
 乳腺:20件/日、2007年10月から
(退職理由)
より多様な部位の超音波検査を学びたいと考えたため、退職

以上の項目はあくまで最低限の部分です。

経歴詳細を書く上で重要なのは、病院の規模や職員数、検査の件数など、 数字に関する部分を具体的に記載することです。 数字の良い所は具体的な規模感を簡潔に伝えてくれる点です。 どの程度忙しく働いていたか、何件で何年の経験があるということはどの程度のスキルレベルか、 病院の規模的に今までの働き方と近いか遠いかというところを、 人事の担当者がイメージすることができます。 もちろんそれが全てではありませんので、数字以上に忙しかった、 スキルをしっかり積んでいるなどの補足も必要ですが、 それは面談で直接お話しした方が伝わりやすい部分です。

・自己PR

自己PRなんて転職活動ではあまり見られないだろうと軽んじてはいけません。 同じようなスキルの応募者がいた時に違いになるのがこの部分です。 まずは自分の今までの経験を振り返って印象に残っていることや特に力をいれたことを思い浮かべましょう。 思い浮かべられたら次にその経験を転職先でどのように生かせるかを考えましょう。 何の根拠もなく「自分はこの部分が優れています」と主張してもいまいち説得力がありませんが、 それが何らかのエピソードに基づいた話となると納得されやすくなります。 できれば軽いエピソード付きの自己PRをしましょう。

分量の目安として、5〜6行は最低限書きましょう。 あまりに少ないと採用担当者にやる気がないのかなと思われてしまいます。

3.まとめ

職務経歴書の書き方の大まかな流れとしては以上になります。 完成したら誤字脱字、記載内を今一度確認して、 できれば他の人にも確認してもらい、客観的な意見をもらいましょう。 また、書き上げた職務経歴書にそって自分の経歴をわかりやすく説明できるか確認しましょう。 もし説明しにくければ説明しやすいように構成を変えましょう。 書き上げて終わりではなく、このような確認作業を決して怠らないようにしましょう。 繰り返し確認して問題なければ完成です!

iDoctorでは、プロの目線から職務経歴書のアドバイスや添削も行っております。お気軽にご連絡くださいませ。

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