失敗しない面接対策
面接の方法
施設によって面接の方法は異なります。あくまでも一例ですが、 クリニックでは、院長、事務長、臨床工学技士の2〜3名程度の面接官との個人面接。 少し大きめの施設の場合は、看護師長やコメディカルの責任者の方が加わる事もあります。
面接で想定される質問
ここで聞かれる質問はどれも一般的なものなので事前にどのように答えるか準備をしておくと良いでしょう。
- なぜ臨床工学技士になろうと思ったのか。
- 業務をする上で何に気をつけているか。
- 前職をなぜやめたのか
- 前職で何を学んだのか
- 志望動機
- 業務において得意なこと
- 自身の強み、弱み
この他にも、最後に「何か質問はありますか」と聞かれることが一般的ですので、 面接前に病院、クリニックの気になる点を事前に考えておきましょう。
書くときのポイント
- 行頭や行末を揃える
- 余白があって読みやすい、綺麗なレイアウトを心がける
- できるだけ箇条書きにする
- 一般的ではない略語を使わない
- 退職理由は通常「一身上の都合」とする
- 業務や実績に関わりのない内容(アルバイト経験等)は記載しない
- 達成したことなどは具体的な数値を入れ、目立たせる
志望動機
転職理由は人間関係などのネガティブなことをいうのではなく、 ステップアップなどのポジティブな理由や、 引っ越しなどの仕方がない理由を言う方がベターです。
例)
「知識、技術を身につけ、専門性をより高めたい」
「一人ひとりの患者様と深く付き合える環境がいい」等
不採用にならないために
- 前職の批判や悪口をいうことは、 転職先についてもいつか悪口を言うのではないかと思われ、 印象を悪くします。また、聞いていてあまり気持ちのいいものではありません。 感謝の気持ちを大切にし、しっかりと臨床工学技士として前向きに取り組んだことをアピールしましょう。
- 教育体制を過度に期待することもあまり印象はよくありません。 教育を受けるのが当たり前という受け身の姿勢ではなく、 自ら積極的に勉強する姿勢をアピールしましょう。
面接時の格好
黒や紺の派手ではないスーツを着用しましょう。 その際、男性はネクタイ着用です。 女性は前髪が長い場合はヘアピンで留め、 後ろ髪が長い場合は一つにまとめます。 お辞儀をした時に顔に髪の毛がかかり、 手で直すようなことがないようにしましょう。 また、面接当日、寒い時期でしたらコートを着用して会場へ向かうのは問題ありませんが、 入室前に必ずコートは脱いでから入るのがマナーです。 夏場でも、暑いからといって来てきたスーツのジャケットを手に持って入室する事も好ましくありません。 ハンカチやティッシュ等を必ず鞄に入れて、面接前に汗を拭っておきましょう。
時間について
指定された時間の10分前には会場に到着するようにしましょう。 時間に遅れることは、 社会人としての危機管理意識が著しく欠けていると思われる可能性があります。 電車が遅延することや駅から迷うことを考慮して早めに面接会場の最寄り駅に着くようにしましょう。
入室時のマナー
- ノック ドアを2回軽くノックします。 「どうぞ。お入り下さい。」という声が聞こえたら、 ドアを開けます。応答がない場合は再度ノックをし、 それでも応答がない場合は「失礼いたします。」と言ってからドアを開けます。
- 入室 面接官の方に向き直り、一礼します。 「よろしくお願いいたします!」と挨拶してから一礼しても良いです。
- 移動 イスの横(入ってきたドアに近い側)に立ちます。 男性は手を身体の横にまっすぐ伸ばし、女性は身体の前に両手を重ねます。 (左手よりも右手が前になるように重ねて下さい。) 「どうぞ、お掛け下さい。」と言われますから、「失礼いたします。」と言い、 その後一礼(15度)し(このときも、「失礼いたします。」と一礼を同時に行わないように注意して下さい。)
- 着席 座るときは深く腰をかけ過ぎないように注意します。 (イスに半分ほど腰をかける程度が良いでしょう。)男性は手を軽く握り、 ひざの上に置きます。女性は両手を重ね、ひざの中央に置きます。